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先日、インテリアセミナー「照明」の講習会に参加してきた。講師は、照明器具メーカー大手の大光電機でライティングデザイナーとしてご活躍の高木英敏氏。氏は有名建築家の手掛ける建築に照明デザイナーとして数多く携わった実績をお持ちであり、スライドを使った講義は説得力のある内容だった。講義中は常にミニクリプトン球を灯して手に持ち、かざしたり光の向きを変えたり、高さを変えたりしながら、実際の光の感じ方を実演してくださるなど、まさにライティングマジックを見ているような気持ちだった。
建築のデザインをしている・・・とは言っても、私の照明についての知識は実に貧しいものである。とても分厚い照明器具のカタログの中から、デザインはともかくとしても、機能・照度・効果・・・等を勘案して、どれを選ぶべきか、判断の基準がいまいち理解できていなかった。 氏の講義では、「日本の住宅の照明は、コンビニのようだ」と。とにかく明るければいい、そんなもん、こんなもん、という器具選びが氾濫している・・とも。何の為の照明か、どこを照らすのか、目的意識をもった照明選び、そして本来の建築の意匠の美しさを損なわせないことを意識することを力説されていた。 照明計画のプレゼンをすると決まって「暗くないでしょうか??」「ここへんが暗いような気がする・・・」とか指摘されることが多々あるそうだ。私たち設計・インテリアに携わる人間は、もっと夜の現場を体験することを氏は訴えた。本当に暗いのか、見えなくてもいいところを一生懸命照らしていないか・・・・。スライドでは、ある空間に複数取りつけられた照明器具を、こっちをつけてあっちを消す・・・といった具合に、点灯位置や数を変えながら、空間の明るさ、イメージのシュミレーションを確認する体験を見せてくださった。実に説得力のあるスライドだった。暗くないだろうか・・という心配から、至る所に保険的に設置した照明器具、実際にはつけなくても40wの白熱灯1つで足りている・・・という事例など、私たちが日頃からどれだけの無駄をしているのか思い知らされた。思いきって照明器具を減らす提案をする勇気をもらった気がした。 氏の講習会は、今後も定期的に延岡で開催される予定だそうだ。引き続き参加して、目からうろこ話をたくさん期待している。
by aiarchi
| 2004-10-23 10:31
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