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台風14号で浸水被害を受けた北方町へ、「被災者生活再建支援法」に基づく住宅の損害度を認定する為の住宅調査に行ってきた。建築士会へのボランティア要請があり、昨日緊急に会議が設けられ、認定基準、方法等の打ち合わせが行われ、今日がその初日だった。
北方町の浸水の様子は、役場の職員が撮影した映像が全国ニュースでも放送されたこともあり、ひどい状況だと知ってはいたが、現場を生で見て衝撃を受けた。災害から1週間経ち、これでも片付いた方だと聞いて、当初はどんな地獄絵だったのだろう・・・・と想像するとぞっとした。 今日、担当したのは18件。そのうち全壊は4件(全壊の基準は住宅の傾きが1/20以上)。 昔からの古い木造家屋が多く、家そのものが老朽化していることもあるが、2階床上まで水が上がれば、1階は壊滅的だ。 聞き取り調査の際には、家主の様々な感情が出てきて、精神的にも大変な仕事だと思った。全てそのまま置き去りにして逃げたい・・・とつぶやいた男性、数年前に亡くなったご主人の思い出の品が全て水につかりゴミとなってしまったと涙された女性、水浸しで写真がダメになったアルバムを開いて見せてくださった女性、連日の片付けで疲労が重なり私たち調査の人間に「何の用だ」と言わんばかりに怒りをぶつけてこられる男性、被災地の方々はもう体力的にも精神的にも限界に近い状態だと感じた。 床をはがした住宅に土足で上がりこみ、写真をバチバチ撮り、屋根はどうか、壁はどうかと質問攻めにし、とても無神経なことをしているような気分にもなる。その板ばさみにあいながら、なんとか今日の分を終えた。私たちの調査結果が、その後の補助金の額にも響いてくる・・・と考えると、いい加減な調査はできないし、ボランティアとはいえ、とても重要な仕事だと思う。 来週、もう1日、出動する予定。
by aiarchi
| 2005-09-13 19:45
| 日記
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