8月11日、午後。
ピッツバーグからハイウェーに乗って、約45分ほど。Greensburgという街に、ルイス・カーン設計の「トリビューン・レビュー新聞社ビルディング」を見に行きました。 ビルディング・・・とは、およそ言いがたい、片田舎のこじんまりした建物でした。「この建物が何か見所あるの?」と言わんばかりの妹。 ルイス・カーンの代表的な住宅「エシュリック邸」の設計は1959-61年。この建物は1958-62年なので、同時期に設計をしていたことになります。デザインのモチーフとなっているT字型の窓は、ここでも使われていました。 外部をひと通り見たあと、もしかして内部も見られるかな?と事務所に入って、撮影してもいいかと訪ねると、何故か私たちは「students」になっており(取次ぎの人が私たちのことを「Studentsと言っていたのが聞こえた・・・」)、中から案内の男性が現れました。 内部は、オリジナルの様子をとどめておらず、建設後、何度もいじられたとのこと。今は、T字型の窓の途中で天井を貼っており、内部からT字型の光を体験することは出来ませんでした。 廊下もコンクリートブロックに水色や白のペンキが塗られており、想像していたインテリア空間はもはやありませんでした。 同じペンシルベニア州フィラデルフィアにある「エシュリック邸」を、ますます見たくなったのでした。同じ州内とはいえ、フィラデルフィアは遠い・・・。 さらっと見て退散するつもりが、この男性、なかなかの喋り好きで、時間を取りすぎてしまいました。この後、4:30に予約しているフランク・ロイド・ライト「落水荘」に間に合うか?と気が気ではないのでした。 #
by aiarchi
| 2006-08-18 20:57
| 旅
8月11日、午後。
さて、大学の近くで、妹が常日頃行ってみたかったというお店でランチ。 ボリュームたっぷりのパスタを食べて、午後のスケジュールをこなします。 いよいよ午後は、ルイス・カーン、フランク・ロイド・ライトという巨匠2人の建築を見に行きます。 ピッツバーグから車で郊外へ。アメリカのハイウェーには、無料の道と有料の道がありました。市内を走るハイウェーは無料、市と市を結ぶような広域のハイウェーになると有料になるようです。最初はひたすら無料のハイウェーを走り、その後、有料に乗り換えました。有料といっても、たったの1$。 とてもいいお天気で、空気も乾燥していて爽やかなドライブ日和でした。 ひたすら運転するヒト。 #
by aiarchi
| 2006-08-18 20:29
| 旅
8月11日、午前。「Cathedral of Learning(学びの大聖堂)」を出て、周辺を散策。
「Stephen Foster Memorial」 「Heinz Memorial Chapel」 「Hillman Library(図書館)」 「Carnegie Museums of Pittsburgh」 構内には、こんなキュートな生物も・・・。 大学の事務局がある本部を通り、学生食堂などが入る建物の中を通り抜け、大学の書店でピッツバーグの地図を購入し、妹が通う研究室がある建物に入りました。セキュリティが厳しく、1階のロビーまでしか入れませんでしたが、すでに顔なじみ・・・といった感じで挨拶している妹を見て、ちょっと頼もしく思いました。 #
by aiarchi
| 2006-08-18 18:39
| 旅
8月11日、午前中、ピッツバーグ大学の施設を、妹に案内してもらいました。
ピッツバーグ大学は、1787年に創設された歴史ある大学で、医学や化学の分野が強い大学ということで有名だそうです。広いキャンパスは整然として、緑も多く、勉学には環境の良いところだと思いました。坂道が多く、建物間の移動はちょっとしんどそう・・・。 まずはピッツバーグ大学の目玉とも言える「Cathedral of Learning」。日本語にすると「学びの大聖堂」とでも言うのかな?1926年から1937年の間に建設され、42階建て、高さ約160メートルのゴシック建築です。 内部の中央には、ゴシック教会建築のような大きな吹き抜けの「Common Room」と、その回りを囲むように「Nationality Rooms」という教室があります。 「Nationality Rooms」という教室には、例えば「French Room」とか「Swedish Room」とかいうように名前がついており、24か国の教室があります。 写真を全て載せると大変なことになるので、写真映りがいい部屋をいくつかご紹介。 △チェコスロバキア △イタリア △スウェーデン △ギリシャ △イスラエル △日本 仕上げの材料、天井の彫刻模様、照明器具のデザイン、壁に飾ってある神様などなど、宗教や文化、気候風土や生活様式などの違いを比べながらみると、それだけでもいい研究材料になります。 この後、外に出て、さらに大学施設内を歩きます。 #
by aiarchi
| 2006-08-18 18:06
| 旅
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by aiarchi
| 2006-08-17 22:31
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