弘前城跡を整備した弘前公園。
「行ってみたい桜の名所」で日本一を獲得した公園だそうです。 今の季節は、葉っぱの緑がとても美しかったです。 そんな公園内にも、前川建築が3つもありました。 まず、その内のひとつ、「弘前市民会館 1964年」を訪れました。 公園に入ったとたん、目の前に建物が・・・・。木肌の荒々しさが移り込んだコンクリート打放し。 大きなホールのある棟と、事務局やカフェのある小さな棟を渡り廊下で結んだ配置になっていました。渡り廊下の軒下は2400㎜程度で、屋外の広々した空間の中では、とても低いものに感じられました。しかし、その軒下に入り込むと、水平方向の視線の誘導で、2つの棟の間がとても遠く感じられ、逆に建物全体の大きさを感じさせるものになっているような気がしました。 建物の内部の見学はスケジュールに入っておらず、説明を聞いている間、外から中をうかがっていたのですが、キラキラと星のように見えるアレが気になって気になって・・・・。 勝手に中に入り込んできました。管理棟(小さい方の棟)の方です。 正体はコレでした。天井のライト。 管理棟の方は、まるで美術館のホールのようでした。 エントランス部分のインテリア。 手摺や窓周り、管のディテールもそそられます。 大きいほうの棟のボリュームです。裏手から撮影。 雑誌で見た写真は、冬の写真で、一面真っ白な中にどーんと建っていましたが、緑の中に建っている姿、ちょっと威圧感が緩和されて、いい感じです。
by aiarchi
| 2007-07-25 20:39
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